静岡県地震防災センター見学

6月29日(水)と7月1日(金)の2日に分け静岡県地震防災センターでの『体験学習』に行ってきました。

予約をすることでインストラクターの方に各コースで 実験装置や展示物などの操作・説明をしてもらえる。

 

大型スクリーンで日本は過去にどのような災害に襲われてきたのか。そして、その教訓を得てどのような対策が行われてきたのか等を学んだ後、地震体験ゾーンで震度6弱・震度7の揺れを体験。震度6弱の時点で立っていることが困難に。震度7の揺れは別格、手すりを必死に持っていても揺れに翻弄されるのを感じました。

ソーシャルディスタンスを意識した座席配置
震度7の揺れを体感中。必死に手すりを持っていても激しい揺れに翻弄される。

 

次に動画や実物を交えながら備えの大切さについて解説していただきました。家具の固定をすることで同じ条件下でも大きく被害を減らせることや、超広域災害が来ることを考えれば、備蓄品は7日分(水であれば1日3L×7本)と思っていたよりも多くの物を用意しておく必要があることを知ることが出来ました。

実物や絵、動画が各所に用意されており直感的・視覚的にわかりやすい。

 

災害はいつ、どこで起こるかわかりません。
災害を「知り」、その対策など正しい知識を身につけ「備え」、いざという時にあわてず「行動できる」ことが大切です。

少しでも多くの方にこの静岡県の防災センター見学をしていただき、スクリーンで実際に発生した地震や津波の映像を見て、災害は身近にあるものだと実感し、防災に興味・関心を持ち、地震に備えるために家庭でも食料や飲料を備蓄することや、非常用持ち出しバックを準備する事の大切さを学んでいただきたいと思います。

静岡県地震防災センターホームページ
https://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/