服部エンジニアが描く未来
BUSINESS
infrastructure
インフラ整備
私たちの暮らしの質を持続的に向上させていくためには、インフラ整備が重要な鍵となります。現代に求められることは、自然に優しく、景観に配慮した、地域の人々が安全で安心して暮らせる施設づくりです。当社では、道路・河川・上下水道・共同溝の計画や設計、都市計画の立案や構造物の耐震補強等を通じ、地域のインフラ整備を提案していきます。
restoration
災害復旧・支援
気候変動の影響による風水害・土砂災害が頻発・激甚化する近年。静岡県における巨大地震の発生も懸念されており、自然災害への事前対策や事後対応が緊急の課題となっています。
当社では、災害発生時に一刻も早い復旧ができるよう迅速に現地調査を行い、現場や地域に適した復旧計画や再発防止対策の提案などの災害復旧支援に取り組んでいます。
maintenance
インフラ調査・維持
高度成長期に整備した大量のインフラが、現在、老朽化を向かえており、維持管理が必要な施設の割合は、今後加速度的に高くなると言われています。当社では地域の安全と安心を守るべく、施設の現状調査や定期点検を実施し、それらの結果を適切に診断し、必要に応じた補修設計を提案していきます。
測量
建設コンサルタントの土台
測量業務は、安全で効率的なインフラの整備や、公共の建物などの設計の土台となる重要な仕事です。測量作業はトータルステーションや自動レベルなどを使用して対象となる地物の座標、標高、形状等を測定します。近年は、人工衛星(GNSS)を利用した基準点測量、UAV(ドローン)を使用した空中測量を行うほか、地上3Dスキャナー機器により現場を3次元の点群データとして取得する新技術も積極的に取り入れ、実践しています。
測量の業務内容
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GNSS測量
衛星測位システムを用いて地上の位置関係を求める測量です。見通しがきかない所や、天候にも左右されず観測できます。
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UAV航空写真測量
連続した航空写真をUAV(ドローン)から撮影し、3D形状復元ソフトで写真から3Dデータを作成します。
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地上型3Dスキャナー測量
機器を地上に設置し、座標値(X、Y、Z)、色情報(RGBカラー)を持った大量の点群データを取得して3Dデータを作成します。
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調査用リモコンボート深浅測量
河川等の水域部で、GPSと音響測深機を装備したリモコンボートで水深を測定し、地形データを取得します。
調査・補償算定
ニーズに応える創造性で暮らしを守る
調査・補償算定業務は、公共事業の建設が行われる事業用地を現地調査し、補償額を算定する仕事です。事業用地を取得補償するために、地番・地目・面積・権利者・境界線等を確認します。事業用地に建物などが存在する場合、その建物を移設・再築等をしなければならないため、建物・設備・工作物・立竹木・各種動産などを現地調査して移転工法の検討や各物件の補償額を算定します。そのほか、地層の種類・構造・分布状態などを調査するボーリング調査、地質調査も行っています。
調査・補償算定の業務内容
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物件調査(建物)
木造建物、一般工作物などの建物構造等を調査し、補償額を算定します。
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物件調査(立竹木)
工事に必要な、土地にある立竹木を移植や伐採していただくための調査を行い、補償額を算定します。
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地盤変動調査
工事施工が原因の地盤変動で損害が生じた場合、建物などの状況調査を行い、修繕費等を算定します。
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ボーリング調査
専門の掘削機でボーリング孔を堀り、地層の構成や地盤の特性等を調べます。計画、設計工法などの判断材料となる重要な業務です。
設計
技術力と創造性で暮らしを守る
設計業務は、事前に実施した測量や地質調査等の各種データをもとに、設計対象物に関する諸条件を整理し、現場条件に最も適した構造を設計していきます。
地域の道路計画、橋梁や擁壁等の道路構造物、河川計画や護岸等の構造物、上水道等の構造物等を設計するほか、それらの点検・維持補修・設計等も行います。当社では各分野に専門技術者を配置し、技術の研鑽・設計品質の向上に努めています。
設計の業務内容
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現地調査
業務着手時に現場状況の把握や設計資料と現場状況の整合を確認するため、現地調査に出かけます。
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図面作成
設計図面をCADで作成しています。測量結果を基に、設計上の計画線を重ね、平面図・縦断面図・横断面図を作成します。
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社内打ち合わせ
作成した設計図面を見ながら、上司に報告や相談をしてチームで作業を進めます。
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検査
成果品納入前、担当課内による検査と企画部による社内検査のダブルチェック体制を構築し、実施しています。検査に合格した後、納品します。