当社が受注した静岡市河川課の「防災調整池台帳作成業務」において、当社提案でリモコンボートを使用し池内の地底形状、泥厚を測量しました。
従来はゴムボートを使用して行っていた測量ですが、GNSS*¹と音響測深機*²を搭載したリモコンボートで行うことにより、転落等の安全を確保出来るばかりか、何より地底形状が従来測量より詳細に観測可能となり、時間短縮にも繋がります。
今回は静岡市建設局土木部河川課、土木事務所職員の方々にもご覧いただき前例の少ない測量ということで多くの質問や意見を頂き、測量技術の進歩していることも理解していただきました。
*¹GNSS測量 複数の衛星の信号を受信し、地上での現在位置を計測するシステムを利用した高度な測量
*²音響測深機 船底から音波を出し、音が海底から反射して帰って来るまでの時間を測ることによって、水深を求める装置